2020年4月28日 | 未分類 |
毎日ブログ2280日目。
20年前の今頃(21年前かも)
高校生最後のインターハイ予選を
目の前にして
最後の追い込みをかけていた。
前の年の夏
高2の8月、夏の合宿中に
膝を負傷。
1ヶ月加療して復帰したけど
9月の新人戦に
ぶっつけ本番で出て再負傷。
もうだめだ。これじゃ。
と病院へ。
MRIをとったら
前十字靱帯断裂と半月板損傷と診断。
何やら大変なことが起こってしまった。
と頭が真っ白になった感覚の
ところに医師から
手術の選択肢の話をされた時
すぐに正気を取り戻して
全く迷いなく
手術したい。
と言った。
母には
手術してまで。。。
心配されそう言われたが
柔道は弱くても
僕の中では、
大げさに言えば高校時代のそれは
全てでした。
11月に
前十字靱帯の再建の手術を受けて1ヶ月入院。
退院しても自転車も乗れず
両親のどちらかに送り迎え。
寒稽古も朝早いのに練習もできないのに
送ってもらった。
松葉杖が外れても
装具をつけて
体育もできない日々が続いたけど
できるトレーニングはやった。
僕は今でも誇れるのは
できるトレーニングは
やっていたこと。
でもそれは
5月に行われる
最後のインターハイ予選に
出るという目標があったから。
11月半ば過ぎに手術したわけだから
5月のインターハイ予選では
6ヶ月しか経過していない。
前十字靭帯再建術後の
競技復帰は8ヶ月くらいが
通例だから
医師をしては認められない。
そういう言葉を
もらっていたけど。
僕の中では
出場することは決定項でした。
(それがいいことかどうかは別として。)
だってそのために
手術をしたわけだし、
僕にとっての競技のピークは
人から見たら低いとしても
高校3年生の「ここ」だから。
術後5ヶ月。
4月になってから
久しぶりに柔道着を着て練習。
8月からまともにやっていないことを
考えたら8ヶ月ぶり。
最初は女子の後輩とやって
徐々にレベルをあげて
ぶっつけ本番で
インターハイ予選に。
出場する。
という低いようで高い目標を
達成することができました。
今年のインターハイは
中止が決定されました。
まだ県総体がどうなるかは
わからないけど、
高校3年生にとっては
大きな失望な決定であることは
間違いありません。
上に書いたように
僕も想いを持ってやってきたから
もし自分が今、高校3年生だったら。
と思うと
その落胆さは想像できます。
かける言葉は
なかなか見つかりません。
でも一つ言えることが
悲しみは悲しさを生むということ。
自分が残念だと思えば思うほど。
なんで自分の代だけ。
と思えば思うほど。
なんで?なんで?
と思えば思うほど。
その負の感情は大きくなっていく。
すぐに切り替えよう。
とは簡単には言えないけど
自分でその感情を
増幅させてしまうことは
自分の首を自分で締めてしまうことに
なることを頭に入れといてほしい。
キミのお父さんもお母さんも
チームメイトも同じ感情。
自分だけじゃない。
こんなに辛い、残念な想いをしているのは。
そう思って
少しでも心が軽くなることを
祈っているよ。
インターハイの中止ニュースは、予想こそしてはいたものの、まずは悲しい以上の感情が起こせないものだった。
『悲しみは悲しさを生むということ。
なんで?なんで?と思えば思うほど。その負の感情は大きくなっていく。』
そんな時に、弓道を頑張ってる高3女子を持つ友だちが、お嬢さんの姿と
〘 集大成の目標は失われたけれど、引退のその日まで毎日変わらず続けることは、きっと今後の人生に生かされると信じて〙と、ストーリーにあげていて。
素敵な励まし方だと、改めて自分にはこんな素敵な友だちがいることに気づいて感謝できた。
友だちには、先生のストーリーを紹介しておいた。
『自分だけじゃない。
こんなに辛い、残念な想いをしているのは。』
その友だちは友だちは会話の中で、健康でいられることに感謝と。まずはそこから。本当にありがたいことだから。
前を向いて、上を向いて行こう今日も!
毎日ブログに毎日返信3代目
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