| 2021年5月3日 | 未分類 |
毎日ブログ２６４９日目。
「頭が真っ白になる」
そんな経験をしたことは
あるでしょうか？
頭が真っ白と言っても
何も白髪になってしまうと
いう意味ではもちろん
ありません。
ショックすぎて
衝撃すぎて
そんな時のことです。
僕は高校２年の夏休みの
合宿中に左膝を負傷して
１ヶ月練習休止。
そして１ヶ月後に
その２週後の大会に向けて復帰。
その大会で
再度膝を負傷。
もうこれではどうにもならない
と感じました。
そこで精密検査MRIを。
その時に
前十字靭帯断裂
および半月板損傷と診断。
柔道を続けるなら
手術の必要性が高い。
と医師に言われました。
その時
頭が真っ白になりました。
その時期、
手術の予約がいっぱいで
手術実施は１ヶ月半後の
11月末。
通常は
前十字靭帯は術後
８ヶ月（〜１０ヶ月）は要するため
普通でいけば
6月末から7月に復帰。
というのが定説ですが、
それでは
高校生最後の大会に間に合わない。
今の自分がそれを
来ている子が同じ状況なら
勧めることはできないけど
それでも最後の大会は必ず出る。
と心に決めました。
診断を受けて
手術までの１ヶ月半。
チームのキャプテンでもあった
僕は自分には何ができるのだろうか？
と考えました。
その判断が適切かは
わからないけど
手術をすることが
決まっているのであれば
できるだけ
柔道着を着て練習に参加したい。
と僕は望みました。
この話は
以前後輩に言ったら
そんなことありありましたっけ？？
と言われましたが。笑
手術のため
入院をする前の日に、
監督にお願いをして
部員全員と乱取り（試合形式の練習）を
させてください。
と言いました。
そして全ての選手と
一緒に「戦い」
行ってきます。
と手術に向かいました。
頭が真っ白になったのは
医師に診断された
あの瞬間だけでした。
今、来てくれている子たちが
ケガをしてしまったときに
「気持ちを切り替えよう」
と言うのは、
僕の成功体験からです。
医師に診断されたその瞬間以降。
帰りの車の中
父を話している時には
もう「前向き」でした。
休まなければならない。
手術をしなければならない。
考えようによったら
もしくは誰かによっては
絶望的に感じることでしたが
その時
気持ちを切り替え
やるべきことを探した
その時の僕のことを
良い判断をしたな。
と今でも思っています。
（決してナルシストではありません）
だから
来てくれている子たちが
そんな場面に直面した時には
もう起こってしまったことは
仕方がない。
今、何をしなければならないのか？
と考え、そして行動してほしいと
強く願うのです。
カラダは思うようにならない時も
ココロは思うようになる。
ココロまで
後ろ向きだったり
下向きになってしまったら
もう戦えない。
そんな自分だったとしたら
何十年後かに
なぜ自分はあの時に
気持ちを切り替えることが
できなかったのか？
もし気持ちを切り替え
前を向けていたら
違った競技人生があったのではないか？
そんな風に自問してしまう日が
来てしまいます。
そうなって欲しくないから
そんな風にすぐには思えないよ。
と思うだろうけど
僕は言いづつけるよ。
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