| 2022年3月28日 | 未分類 |
毎日ブログ２９７８日目。
この春、
地元を離れて
チャレンジすることが
決まっている子が
最後の大会中に
ケガをしてしまいました。
２日間の日程の
初日でのケガでしたので
翌日に出れるかどうか？
そこが
判断のポイントでしたが、
もちろんケガをしているので
痛みはありますが
僕としては
彼にとっての最後の大会。
しかも地元の仲間とできる
最後の大会。
ということで総合的に判断して
GOを出しました。
やってやれないことのない
ケガや痛みの時に
「やれない」と
判断しきってしまうのか。
それともやれる可能性を残して話すのか
ここが分かれ道だと僕は考えています。
僕たちの仕事は
ストップをすることは
ノーリスクです。
なぜなら
それ以上絶対に悪くならないから。
でも
痛みがあるから
ケガをしたから
全てストップにしてしまったら
スポーツ少年少女の
機会を奪ってしまうことに
なることがあります。
だからと言って
全てGOにしてしまうことは
スポーツ少年少女の
可能性を摘んでしまうことも
あります。
とても難しい判断です。
しかし
明らかなストップ案件以外は
あらゆることを想定して
背景も想像して
本人の意思や
親御さんの希望を尊重して
GOを出せるかどうかを
模索する必要があると
考えています。
今回のケースでは
結局、彼は
２日目の最初の試合
痛みで出ることが
できなかったようです。
結果は
GOを出したけど
出ることができなかった。
その結果だけを見れば
ケガをした日の時点で
ストップしたのと
一緒に見えるかもしれません。
しかし大きく違うことは
前日の夜、
次の日に望む時に
「試合に絶対に出ない」
と思って過ごすのか
明日試合に出るかもしれないと
思って過ごすのか。
そこに経験値が変わってくる
と思っています。
これはダメだね。
と言っていれば
きっと彼は
ケガしたことを悔やみ
これで最後終わりか。
と思ったでしょう。
そしてメソメソ泣いたかもしれません。
多少痛くても頑張れ。
そう送り出した今回は
痛いけどできるかな？
明日は痛み引いていてくれるといいな。
と
「試合に出ること」
を考えたことでしょう。
その「経験の差」が
いつか
大きく自分にのしかかってくることを
絶対に忘れないでほしい。
と思っています。
出れなかった。
という連絡は午前のこと。
午後にお母さんからもらった連絡は
最後の最後に
ほんの少しだけ
出場できたそうです。
きっと、
コーチたちも
僕と同じような気持ちで
その彼のことを
考えてくれたんじゃないかな？
と勝手に想像します。
地元を離れてチャレンジするキミへ。
チャレンジする時は
自分だけで
チャレンジしているわけじゃない。
その周りに支えれくれる人
応援してくれる人が
必ずいる。
そういうことを覚えておこう。
そして
思いやりを持って
感謝の気持ちを忘れずに
そして大好きな
競技を思い切り頑張ってくれ！！
そして１歩でも夢に近づけるように
カラダもココロも大きくなってくれ！！
キミはまだまだだよ
ココロもカラダも。
可能性はたくさんある。
応援しているよ！！
今回の最後の大会のケガは
神様のメッセージだとも
捉えられると思う。
こんなとき、
キミならどうする？
これから
こういう場面がきたときに
キミならどうできる？
そんな問いを神様は
キミにくれたのだと思う。
そして、
僕にとって都合よく言えば
僕とキミを
もう一度
繋げてくれたものになった。
だから、こうやって
キミに手紙のようなブログを書けた。
そう考えたら
このケガはキミにとっても
そして僕にとっても
意味のあるケガだったのかもしれない。
全てのことに意味がある。
そう考えたら
悪いこともよかったものになるよ。
ってことも
付け加えておくね！
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