2023年8月29日 | 未分類 |
毎日ブログ3497日目。
接骨院の免許を
取るための学生の頃。
愛知県豊田市で
住み込みで接骨院で修行し
夜間部の学校に行っていたので
多くの同級生は年齢が僕より
上の人がほとんどでした。
70名近くいる同級生のうち
10名くらいが高卒の現役。
それ以外はみんな年上という
ちょっと変わった環境でした。
そこでの3年間は
本当にたくさんの「先輩」に
かわいがってもらい
厳しい修行時代だったけど
「同級生」がいたから
たくさん助けられ
乗り越えることができたなぁ。
と今も感謝しています。
この感情は
本当の気持ちです。
特に1年目なんて本当に辛くて
授業が終わり
夜22時頃に電車に乗って戻る時、
この後帰って
接骨院の掃除もしなきゃだし
大量の包帯巻きもあるし
そしてその他と自分の勉強もしなきゃだし
朝早く起きて仕事があるし。
そんなことが頭に駆け巡り
泣くなんて意識せず、
涙が勝手に出てくるなんてことも
ありました。
病んでいたな。
と思います。笑
そんな時期に
学校に行けば、
じゅんぺいくんお菓子食べな。
と年上の女性の同級生たちが
声をかけてくれたり
じゅんぺいの修行先大変なところだな。
でもその経験はきっと役に立つよ。
と励ましてくれる人がいたり
今度の休みは泊まり来いよ!
と何回も声をかけてくれる人がいたり
雨が降っていると
最寄りの駅で車で待っていてくれて
乗ってきなよ!!
と言ってくれる人がいたり
2年生になって
帰ってからの接骨院清掃が
後輩に引き継がれて少し自由になった時に
授業中、メールが来て
木根ラーメン食い行こうぜ!!
と言われて
本当にお金がなかったから
お金ないのですみません。
というと
そんなの気にすんな!
行こうぜ!!
と誘ってくれたり
ここには書ききれないほど
たくさんの人に助けてもらったな。
と思います。
開業してもうすぐ14年。
何とかやれている時間が続いていくと
自分はやれている。
そんな自信というか過信にも似た
感情があるけど。
そういう時に
立ち返らなければならないのは
その学生時代だけではないけど
たくさんの方に関わって来てもらったから
助けてもらったから
今があるということ。
ついつい調子に乗りがちな
自分だから特に
そういうことを忘れてはいけないな。
と感じます。
スポーツ少年少女も
ご両親だったり
コーチだったり
先生だったりに
「感謝の気持ちを忘れないようにしよう」
と言われたことあると思います。
でも感謝の気持ちを忘れないって
本当は結構難しいこと。
よほど意識しないと難しい。
難しいからこそ
そういう気持ちを忘れない人が
貴重になっていくのではないかな。
と思います。
僕もすぐ忘れちゃう。
だから、
時折、思い出そうとすることが
大切だと思う。
何もなかった。
何もできなかった。
苦しかった。
きつかった。
そんな時に
誰にどんな言葉をかけてもらったのか?
厳しい言葉でも
あの言葉には愛があったよな。
とか。
あの時あの行動に救われたよな。
とか。
そして
その「感謝」を返すのは
僕の場合
その時のその相手の人ではなくて
僕の目の前にいる
スポーツ少年少女たちに
「言葉」で「行動」で
返していきたいな。
と思います。
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