2018年7月17日 | 未分類, 遊んでいるときに学ぶこと。 |
毎日ブログ1633日目。
昨日は
久しぶりに映画を観に行ってきました。
その映画はこちら
是枝監督の「万引き家族」
あのカンヌ国際映画祭で最高賞
パルムドールを受賞したあれです。
通常、映画の趣味は合わない
ぼくと奥さんですが
この映画は公開前から
行きたいが一致していました。
本当は情報はあまり
入っていない方が映画は
楽しめると思うのですが
カンヌ映画祭のときに
審査委員長のケイト・ブランシェットさんが
(僕は知らないけどすごい人)
この映画に出演した安藤サクラさんの
泣きの演技について
「もし、今回の審査員の私たちが
これから撮る映画の中で
あの泣き方をしたら、安藤サクラの
真似をしたと思ってください」
と語ったと言うエピソードを聞きました。
そんなエピソードを
聞いたら超注目してしまいますよね。笑
そのシーンめちゃくちゃ
良かったです。
そのシーンについては
思うところ感じたこともあるのですが、
ネタバレになってしまいますので
ここでは書かず観に行った方
ぜひ会ったときに
「安藤サクラ・泣きのシーン」に
ついて語りましょう。
真似をするかもしれない。
と語ったカンヌ映画祭
審査委員長のケイト・ブランシェットさん
やはりどうやらすごい人なようです。
アメリカアカデミー賞でも
主演女優賞や助演女優賞だけでなく
数々の賞を獲得している女優さんです。
真似をする。ってことは
悪く言えば「(アイディアを)パクる」
ってことですよね。
でもこの女優さんや
この映画祭に関わる人が
映画をつくるとき安藤サクラさんが
した泣きの演技の真似をしたとしても
誰もパクった!!とは
思わないんですね。
それは公の場で宣言していて
パクる。とは全く違う行為だから。
何が違うか。
そこに
リスペクトが存在しているのです。
もしこれが
発表前の映画の演技だったとして
安藤サクラさんの演技を何らかの
手段で見ることが出来て
発表前に、違う映画でその演技をして
発表したらそれはまぎれもなく
「パクリ」だけど、
この場合は違うんですね。
スポーツ少年少女には
こういったケースは
考えにくいかもしれないけど。
例えば、
チームの中心人物の
サッカーが上手な選手Aくんの
スパイクがかっこよくて、
同じヤツほしいな。
と思ったとする。
その同じものをキミが買ったとして。
Aくんがいやなやつだったら
「(このスパイクを選択するアイディアを)
パクられた!!」と言うし、
Aくんが嫌なヤツじゃなかったとしても
Aくんの周りの人間が
「おまえAくんのスパイク
パクった(選ぶアイディアを)だろう!」
と言うかもしれない。
そのAくんだって
有名なプロサッカー選手に憧れて
そのスパイクを選んだのに。。
その解決法は簡単で
でも多少めんどくさいけど
買う前に
Aくんのそれかっこいいね!!
俺も真似して買うわ!!
って言っちゃえば良い。
なんで!!ダメだよ!!
って言う人はあまりいないし
もし言われても
言われる筋合いはないからね。
(元々言われる筋合いはないんだけど)
一言と言っておくだけで
嫌な気分をしない可能性があるなら
その方が良くない???
ぼくなんかよく使います。
ちょっと前も
後輩が使っていて
インスタでアップされていた
ランニング用の時計が良さそうだったから
LINEで
◯◯の時計、マネするわ!!
みたいな感じで。笑
毎日ブログへのコメント249日目
私もランニングシューズ、真似させていただきました‼︎というかどれを選んだら良いか思いっきり尋ねました。精通してる人に教わるのが1番(^^)
憧れや尊敬の念を伝えて、たくさん教えてもらう…
という素晴らしい手段。
ま、私は大人なのでこういうことをしやすいですが、ブログを読みながら少年少女たちのことを思うとなるほどなるほどと。
そんな時期もあったなぁ、こういうアドバイスは役に立つなぁ。先生はきめ細かいなぁと感心しました。