気持ちの変化に

毎日ブログ３８２７日目。

 

 

 

好きな映画は？

そんな風に質問をされたら

2001年公開の窪塚洋介さん主演の

GOという映画をあげます。

 

 

国籍とか民族とか

男性とか女性とか

仲間とか裏切りとか

いろんなものが詰まっていると

２０代の頃に感じたこの映画の中に

印象的な場面があります。

 

 

 

 

窪塚洋介さん演じる主人公の父親役の山崎努さんと

窪塚洋介さんの子供時代役との会話で。

 

山崎

「左腕まっすぐ伸ばしてみな、坊や。

そのままぐるっと一回転しろ。

・・・よし、今、お前の拳がひいた円の大きさが、　

大体お前っていう人間の大きさだ。

言ってることがわかるか？坊や。

その円の真ん中に居座って、

手の届く範囲のものにだけ手を伸ばしてりゃ、お

前は傷つかずに生きていける。

そういう生き方、どう思う？」

 

 

 

 

窪塚少年「ダセえ」

 

 

 

 

山崎

「ボクシングとは何ぞや。

その円を、己の拳で突き破って、

外から何かを奪い取ってくる行為だ。

外には強い奴がいっぱいいるぞ。

そいつがお前の円の中に入り込んでくる。

殴られりゃ痛えし、殴るのも痛いってことだ。

それでもやるのか？円の中にいる方が安全だぞ？」

 

 

 

 

こんな会話がありました。

 

 

 

 

この言葉に

僕は感化されて

よし！戦おう！

と思ったし

時折思い出してが

ダセえ奴にはなりたくない！

円の中になんていてたまるか！

なんて息巻いていましたが

 

 

 

 

 

 

42歳になって

この言葉を見た時に

そんな風に思わない自分がいました。

 

 

 

 

これを丸くなった。

というのか

牙がなくなったというのかもしれないですが

そういうネガティブなものではなくて

もっと柔らかく人と接したいな。

もっと大らかに安心できる場所をつくりたいな。

そんな風に思う自分がいます。

 

 

 

 

 

映画が公開された2001年は

僕は19歳。

人生でもっとも大変で

この業界のことで言えば

ゼロに近い状態。

その時に感じた感情。

 

 

 

 

24歳くらい

自信が少しついてきたけど

まだ開業しているわけではなく

何者でもない自分に苛立っていた時に

この映画を見て感じた感情。

 

 

 

 

 

 

27歳以降開業して

やっと形にできたけど

まだまだな自分を感じている時に

この映画を見た感情。

 

 

 

この間もありますが。。。

 

 

 

 

今開業して約15年経って

感じられる感情。

 

 

 

 

変化をとても感じます。

 

 

 

 

 

 

変わりたくない。

って思うこともあるけど

この変化は

「成長」を自分で感じられる変化です。

 

 

 

 

 

 

とはいえ

まだまだ

根っこに「負けたくない！」

「ダセえことしたくないから戦う！」

みたいな自分も持っていたいし

すぐそこにいると思います。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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