2018年4月24日 | プロ選手から学ぶこと。, 未分類 |
毎日ブログ1549日目。
22日の日曜日に開催された
全日本女子柔道選手権で優勝したのは
17歳の素根輝選手。
世界選手権代表最終選考会を兼ねた
大会でしたが優勝した素根選手には
世界選手権代表の権利は
与えられませんでした。
世界選手権の代表には
素根選手が準決勝で破った
朝比奈沙羅選手。
昨年の世界選手権銀メダルなどの
実績が強化されての
代表選出となりました。
素根選手は4月7日の
全日本体重別選手権でも
朝比奈選手を破り優勝。
世界選手権前直近の
選考会を兼ねた2大大会で
直接対決を制し、
しかも優勝もしている
素根選手が世界選手権代表に
選出されないことは
素根選手の関係者ならずとも
どうなんだろう?
と思うところなのでは
ないでしょうか?
閑話休題。
もうすでにはじまっている
高校生のインターハイ。
これからはじまる
中学生の中体連。
メンバー発表というものは
つきものです。
今までも
メンバー発表に喜びを爆発させる子
涙をのむ子をたくさん見て来ました。
中には選ばれるはずなのに
(自他共に認めて)
選ばれなかった。
なんて子もいました。
今回の柔道の場合は
年間のポイントや過去の実績と加味して、
そして強化委員で選考するもので、
あれ?と思う僕のような人が
いたとしても説明できるものだと思います。
しかし、部活の場合は
そういうものばかりではありません。
明確に選考基準が
あるわけではないことも多いし、
たった一人の先生が
全てを決めることだって多い。
当然主観が入るし、
入らないわけがないのです。
実力主義で選ぶ先生もいれば
実力があっても学校生活がダメなら
選ばない先生もいます。
その基準は悪く言えば
曖昧なのです。
(否定しているわけではありません。仕方がないと思います)
でも選手は選考を
先生(監督)に委ねるしかない。
そうなってくると
媚びを売るとか
そういうことではなくて
プレー面も練習に対する姿勢も
学校生活も勉強も
自分のベストを尽くすってことが
選ばれる上では必要なことに
なってくるってことですね。
ひとつひとつの
要素をできるだけレベルアップさせる。
それは決して簡単なことではないけど
選手選考の意味でも
自分の成長の意味でも
いいことですよね!!
スポーツ少年少女
頑張ってみよう!!
ちなみに冒頭の世界選手権代表の件ですが
2018年2月26日現在の
柔道世界ランキングでは
朝比奈沙羅選手が5150ポイントで2位。
素根輝選手が2225ポイントで13位。
そういったデータ的に見て
朝比奈選手の選出は妥当で、
(個人的に見て。)
ある時期1点だけを
見るのではなく
長期的な目で見ることが
大切だということを
表していると思います。
要は中・高生で言えば
選手選考の1ヶ月くらい前だけ
調子が抜群に良くても
選ばれない可能性はあって
年間を通じてどんなことを
積み重ねているかが大事ってこと。
選手選考については、選ばれる方より選ぶ方の大変さの方が、大きいのかな?
なかなか納得できる(偉そうな私)選考ばかりではないけれど、従うしかない。
やるべき事がまだまだ山積みだから、何も言えない…けど言いたい事も多々ある…
わが子も、納得できる積み重ねを日々続けてもらおうか。