2019年6月24日 | 未分類 |
毎日ブログ1972日目。
土曜日は午後から
テレビでおなじみの林修さんの
講演を聴きに焼津文化会館へ。
講演テーマは
「やりたいこと、できること」
こんな図を見たことがあるでしょうか?
できるできないを縦軸に。
やりたいやりたくないを横軸に。
4種類のケースがあるという図です。
①やりたくて、できる。
②やりたくないけど、できる。
③やりたいけど、できない。
④やりたくなくて、できない。
④については全く
考えなくてもいいことで
①なら最高。
ってことは誰でもわかります。
問題は②と③。
②やりたくないけど、できる。
③やりたいけど、できない。
キミならどちらが良いだろうか??
例えば、
プロサッカー選手になりたい。
プロ野球選手になりたい。
そんな誰かがいたとした時
やりたい。は満点。
できる。
かは確率で言えばかなり低い。
(毎年Jリーガーが何人誕生して
プロ野球選手が何人誕生するかを
考えたらわかるよね?
でもそんな誰かがいたとき
僕は本人がやりたい。のなら
その希望を応援します。
もちろんやりたいことを
できるようになってほしいからだし
それに
できない。
ってのは自分がいつか
感じれば良いものだから。
林先生は
塾の先生としても一流。
テレビタレントとしても
もはや一流。
そんな林先生は
塾の仕事もテレビの仕事も
本当はやりたくないとのこと。
(えー楽しそうにやっているのに!!
と思いました。)
やりたくないけど
できちゃうんですって!!
②ってことですね。
そんな林先生はこういいました。
やりたくてできたら
それが一番いいけど
やりたくなくてもできることを
みつけることが大切。と
なるほどな。
と思いました。
ぼくは来てくれている子たちに
夢ってものに関しては
やりたい。ベースに
みつけてほしい。
と思っていました。
(むしろ今も思っています。
できればやりたいことやってほしい)
でもできるベースで
考えないと不幸になってしまうかも。
そういう側面もあると感じました。
(もちろんできるできないは
やってみなきゃわからないけど)
そういうことも
考えて話をした方が良いとも
思いました。
話は変わって。
ある競技をやっている
中学生男子が
大会2週間を前にして
ケガをしてしまいました。
骨には異常はないけど
腫れが強く、痛みもあり
2週間で大会に出るのには
かなりギリギリの状態。
のこり1週間になり
あと1週間で
どれだけの回復ができるか?
というところです。
彼は中学最後の大会。
ほんの少しでもその舞台に立ちたい。
そして僕としても彼を立たせたい。
そう思って施術しているわけですが
現状は当然みんなとは
一緒に練習はできる状況になく
やりたい気持ちはわかるけど
そこはぐっとこらえて
いまできること。をやろう。
と伝えてあります。
そんな中、
顧問の先生が
練習試合に少しでれないか?
と言ってきて
彼は戸惑ってしまったよう。
彼はやりたい。
そして先生はやれないか?
と言う。
そうしたら
中学生の彼が心揺れる気持ちは
よくわかる。
その先生と
直接話したわけではないから
真意はわからないけど。
なぜ、
彼のやりたい気持ち。と
いまできること。を
察してあげることが
できないのだろうか?
彼は最後の大会に
少しでもそこに立つために
やりたいけど、やらない
選択をして。
そしていまできることを
やってくれたからよかったけど。
今できるはずのないことを
やりたい。という気持ちを
くすぐられてやってしまって
ケガが悪化して
最後の大会に出る可能性をゼロに
したのなら
その先生はどう感じるのだろうか?
そんな風に
憤りを感じました。
僕もそうだし、
先生や監督コーチもそうだけど
特に子どもに接している人は
いろんなことを想定して
本人の気持ちも考えて
状況を見てどうすることが
最善か?
そういうことを
問い続けなければいけない。
と改めて感じました。
僕も考えます。
だから学校の先生や
コーチなど、
子どもたちに関わる人は
考えてもらいたいです。
今日は大人に向けてでした。
なんか、読んでるだけで朝からせつなくて涙がにじんじゃう。
子ども達に対して、親としてできるのは、やりたいのにできないをいかに少なくしてやるかってことだばかり思って、そこに目が向いていました。
でも、やりたくないけどできること、つまりできることを増やすことにもっと目を向けてやってもいいんですね…
そして私の涙の原因、ケガの彼。
顧問の先生の気持ちもわからなくもないけど、メンテラボに通ってるからそこはダメってのがわかるなぁ。希望を残すならガマンなんだよな…でも、もどかしくて私が悔し涙…
落ち着け自分。
そして彼、ケガを大事にね。