| 2025年1月8日 | 未分類 |
毎日ブログ３９９３日目。
昨日の仕事中は
スポーツブルで春高を流していました。
バレー女子のいましたしね！
女子の
下北沢成徳VS熊本信愛女子
の試合の中で
ピンチサーバーの選手の紹介の中で
え？と思いました。
「ケガで離脱していて
左手でのサーブを練習してきました。」
全国大会の
準々決勝。
点差も２点差（くらい）で
負けている大事な局面での
起用にも驚きました。
そこまで重要な試合ではない。
大差で勝っている。
逆に大差で負けている。
ではなく
この状況で。
そして
先日行った時に
ちょうどプログラムを
買ってきたので
その子の名前を探して
検索してみました。
するとこんな記事が出ていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f77c8f71192955512dcb8524fb9f34e365b2894
おじさん泣きました。
（マジで）
昨年2月にアキレス腱断裂。
そして懸命なリハビリの後復帰したら
今度は仲間と交錯して右肘の腱の断裂。
こんなことがあれば
「悲劇のヒロイン」になってしまうことが
ほとんどだと思います。
しかしこの選手は
深く落ち込んだ自分と交錯してチームメイトを思い
「私も頑張るから。気にせんでいい」と優しく声をかけ、
負傷翌日から練習にも顔を出して
仲間を安心させていたと言います。
これはなかなかできることではないですよね。
本当に素晴らしい。
そして
その選手の姿に
監督は粋な提案をします。
堤監督は中島に提案した。
「春高に出す。ピンチサーバーで出す」。
動かせない右腕ではなく、左腕での練習が始まった。
この「姿」ってのは
この一時のことだけではないと思います。
この選手がここまでに過ごした時間を
ずっとみていて
この選手こそ。
という思いでの
判断なのではないかと思います。
もちろん最初はうまくいかない。遠くに飛ばすこともままならなかった。トレーニングは朝練習の前に行った。早朝6時半から黙々と打ち込んだ。毎日左腕を懸命に振った。
一人では乗り越えられなかったかもしれない。ただ中島には早朝6時半から毎日練習に付き合ってくれる仲間がいた。励ましの声をかけながら、ボールを拾ったりしてくれた。
そして
春高の大舞台での
ピンチサーバー。
左手で見事に。
得点に結びついたこと以上に
チームにとって
チームメイトにとって
そして本人にとって
大きな出来事だったのではないかと
思いました。
スポーツ少年少女の中には
ケガをしたら
もう無理だ。
なんて思ってしまう子もいると
思います。
ケガをすると
確かに辛い。
落ち込むことや、苛立つことや、
焦る気持ち、誰かを羨む気持ちも
出てくるかもしれない。
その時に
周りの誰かのために。
そう思うことができたり
できないこの状況の中で
自分にできることないか？
それを考えたり
そして行動に起こしたり
そういうことができるかが
プレーヤーとしても
人間としても成長させてくれる。
この選手は悔しい思いをしたかもしれないけど
人間的な成長を大きくできたケガにした人だと
思います。
ケガはしない方がいいけど
もし、してしまったなら
そのケガをネガティブなものにしないで
むしろあのケガがあったから。
ってことになれたらいいな。
と思います。
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