中学最後の大会を終えた彼女の話。

毎日ブログ１９８６日目。

 

 

 

 

初めて来てくれたのは

１年ちょっと前。

「原因のない痛み」

ということできてくれた彼女。

 

 

 

 

その時、すでに

９ヶ月まともに部活を

できていないという

中学２年生でした。

 

 

 

 

 

「原因がない。」

というのは整形外科で

検査をしても

何も見つからない。

ということからでした。

 

 

 

 

 

 

レントゲンやMRIでは

問題が見つからないのに

痛みを感じるってことは

この仕事をやっている僕からすると

不思議なことではないけれど

 

 

 

 

 

 

彼女や親御さんにとっては

難しい問題だったはず。

 

 

 

 

 

 

 

整形外科ではない

違った場所を探しているときに

うちを見つけてくれたとの

ことでした。

 

 

 

 

 

そんなスタートだったな。

と思い出します。

 

 

 

彼女の目標は

競技に復帰して

そして

中体連に出ること。

 

 

 

 

 

 

平成３０年５月の

施術申込書に

そう記されています。

 

 

 

 

 

 

 

そこから彼女と親御さんと

僕の戦いがはじまったわけです。

 

 

 

 

 

階段の上り下りができない。

（しにくい）

腰に激痛が走る。

出て来る言葉は

マイナスなことばかり。

 

 

 

 

 

 

カラダもココロも

良い状況とは言えなかった彼女。

 

 

 

 

 

施術はもちろんのこと

言葉も厳しいことも

優しいこともたくさんかけました。

 

 

 

 

 

 

施術録を見ると

「メンタル。」

そんな文字が並んでいる時期が

ありますが。笑

 

 

 

 

 

 

 

それでも彼女は

親御さんの大きな愛の元

通い続けてくれて

競技復帰を果たしました。

 

 

 

 

 

競技に復帰した時

できるようになってよかったね！！

というと。

 

 

 

でも痛いんですけどね！！

そう言い放った彼女に。

 

 

 

 

 

感情がこもってしまいましたが。笑

言い放ったのです。

 

 

 

 

その時、僕は

歩くこともままならなかった状態から

競技をできるようになったってことを

まず喜べないようじゃ

これからだってうまくいかないよ。

 

 

 

まず、できるようになってよかった。

 

 

 

でももう少し痛くなくやりたい。

ならわかるけど。

真っ先にそのことが出るってことが

よくないよ。

 

 

 

 

そう僕も言い放ちました。

 

 

 

 

スポーツ少年少女に

言いたいことは

望みや求めることが

高いことは

とても良いことだと思う。

 

 

 

 

でも、

段階は必ずある。

 

 

 

 

レベル１０がキミの

最終目標だったとして

レベルが１ずつ上がっていく

自分を認めてあげる。

そういうことは

本当に大切なことだと思うんだ。

 

 

 

 

ここまでこれたことはよかった。

でひとまず認めて。

そして

もっと上を目指す。

 

 

 

 

そういうことをしていかないと

目標が高いようで意識が高いようで

苦しくなってしまうと思うんだよね。

 

 

 

 

 

先週末は

そんな彼女の中学最後の大会。

 

 

 

そうです。

最初の時に

目指していた中体連。

 

 

 

 

大会を終えてLINEをくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

成長したな！！！